万能ロジック
Texas Instruments社のSN74LVC1G99を搭載したブレイクアウト基板です。4つの入力(A, B, C, D)とOEピンの接続先(VCC/GND/入力信号)を変えるだけで、さまざまなロジック機能を1チップで実現できます。
部品箱に1つ入れておくと「インバータが1個だけ欲しい」「シュミットトリガで波形を整えたい」——そんな場面で、手持ちの部品ですぐに試すことができます。
接続を変えるだけで必要なロジックに対応できる、電子工作の心強いお守りです。
対応論理機能
OEピンと入力A, B, C, Dの接続を変えることで、以下の論理機能を実現できます。
| 論理機能 | 説明 | 出力式 |
|---|---|---|
| AND | 論理積:すべての入力がHのときHを出力 | Y = A · B |
| OR | 論理和:いずれかの入力がHのときHを出力 | Y = A + B |
| NAND | 否定論理積:ANDの出力を反転 | Y = A · B |
| NOR | 否定論理和:ORの出力を反転 | Y = A + B |
| XOR | 排他的論理和:入力が異なるときHを出力 | Y = A ⊕ B |
| XNOR | 排他的否定論理和:入力が同じときHを出力 | Y = A ⊕ B |
| バッファ | 入力をそのまま出力(信号増幅) | Y = A |
| インバータ | 入力を反転して出力 | Y = A |
| 2:1 MUX | 2入力マルチプレクサ:セレクタで入力を選択 | Y = S ? B : A |
| 3ステートバッファ | OEでハイインピーダンス制御可能 | Y = OE ? A : Hi-Z |
特徴
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多彩な論理機能
AND、OR、NAND、NOR、XOR、XNOR、バッファ、インバータ、2:1マルチプレクサ、3ステートバッファなど
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シュミットトリガ入力
ノイズの多い信号でも安定した動作を実現
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広い動作電圧範囲
1.65V~5.5Vで動作可能
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5Vトレラント入力
異なる電圧間でのレベル変換に対応
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はんだジャンパ対応
VCC/GNDへの固定接続が可能
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ブレッドボード対応
2.54mmピッチでブレッドボードに直接挿入可能
仕様
- 搭載IC
- Texas Instruments SN74LVC1G99
- 動作電圧(VCC)
- 1.65V ~ 5.5V
- 入力電圧(5Vトレラント)
- 最大5.5V(VCCに関わらず)
- 伝播遅延時間
- 最大5.9ns(VCC=3.3V時)
- 入力タイプ
- シュミットトリガ入力
- ピンピッチ
- 2.54mm(ブレッドボード対応)
- 基板サイズ
- 詳細は寸法図を参照
こんな用途に
- 電子工作の試作・実験
- 論理回路の学習・教育
- ブレッドボードでのプロトタイピング
- 異なる電圧レベル間の信号変換(レベルシフタ)
- マイコンとの組み合わせによる信号処理
- ノイズの多い環境での信号整形(シュミットトリガ)
内容物
- 万能ロジック基板 × 1
- 2.54mmピッチピンヘッダ(1×4) × 2